記事の詳細
花粉症の時期到来

2019年も既に2ヶ月が過ぎてしまいました。
受験生の皆さんも進路が決まり、ゆっくりと束の間の休息を楽しんでおられることと思います。
そんな楽しい時期に邪魔をするのが花粉症です。特にディズニーランドのある千葉県、富士急ハイランドのある山梨県は、スギ花粉のお膝元です。しっかり予防対策をしてお出かけください。
また、年に一度、この時期にのみ来院される患者さん達から、受付のシステムが変わって驚いたとの声が聞こえてきます。
昨年夏に、当院では自動受付機及び自動精算機を導入いたしました。それとほぼ前後して受付スタッフの入れ替えや新規加入がありました。
システムが変わり、スタッフも変わったばかりと混乱の時期が続きまして、ご来院の皆様にはご迷惑をおかけしています。順調に稼働していくまで今しばらくご辛抱をお願い申し上げます。
待合室では、ベテランの受付スタッフが新人のスタッフへ指導している様子も聞こえてしまうようで、それを私語と捉えて不快に思われる方がいらっしゃるとのこと。
スタッフ一同、患者さんへの対応にいっぱいいっぱいでとても私語など楽しむ余裕は無いと申しております。スタッフも心が折れそうだとも。
新規スタッフは、大方が40代。既に若くは無い年齢と言わざるを得ませんが、やりかけた仕事を途中で放り投げるような無責任な態度は取らない・取れない年齢です。
手はノロいかもしれませんが、確実に仕事をこなしているものと思います。どうか温かい目で見てやって頂きたい思います。
ところで当院、3月3日を持ちまして、開院22周年を迎えました。
開院当初、右も左も分からない素人集団で診療を始めました。吉村が指示して脊髄反射的にスタッフが動くという構図でしたが、現在は全く逆転してしまいました。
スタッフがいなければ、コンピューターを立ち上げることすらままなりません。今や大事な吉村の手足です。
ウサギとカメのかけっこも最後はカメが勝ちます。新人スタッフさんもカメさんでいいと思っております。ゆっくりでも確実に仕事をこなし、覚えていってもらいたいと思います。
「ドジでのろまのカメですが、頑張ります!」は今、話題の堀ちえみさんの主演ドラマ「スチュワーデス物語」のキメ文句でしたね。昔はキャビンアテンダントをスチュワーデスと呼んでましたっけ。
堀ちえみさん、口腔がんをカミングアウトされ、ワイドショーではその話題で持ちきりです。しかし、影響力のある芸能人の方の出来事を多くの方が自分のことのように投影してしまいます。
ここ数日、口内炎のご相談が後を絶ちません。口腔がんは希少がんの範疇に入ります。実際、本当に稀ですので、まずご自分に当てはまることはほとんど無いといっても過言ではありません。
全部のがんの死亡率のわずか1%を占めるに過ぎません。落ち着いて対処してください。
しかし、罹患された方に取っては統計など何の役にも立ちません。堀さんにはどうぞお心を強く持って、病気と対峙していただきたいと思います。一刻も早い復帰を果たしていただきたいと希望します。
ところで、口内炎は亜鉛欠乏が深く関係します。当院では「モズク酢療法」をお勧めしています。お薬代わりにモズク酢を3食数週間続けるという方法ですが、モズクに亜鉛が多く含まれていることから良い成績を収めているようです。お試し下さい。またミネラルの代謝にビタミンCが不可欠です。併せて摂取しましょう。
花粉症のお話から二転三転しましたが、本番はこれからです。皆様、お早めの対策を!