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よしむらクリニックは8月15日から1週間、夏休みをいただいておりました。

後半は台風が多発して天候がかなり不安定でしたね。

その不順な天候をくぐり抜け、北海道知床へ旅して参りましたので、レポートさせていただきます。

出発は17日(水)。台風7号が銚子沖から茨城沖にありましたが、飛行機が飛ぶようなので一路女満別空港へ向けて出発しました。そもそも今回の旅は、3年前にやはり知床へ行く計画

だったところ寝坊で飛行機に間に合わずキャンセルした一件のリベンジという位置づけで計画したものでした。台風にめげてはいられません⁉

しかしその台風の予想進路はズバリ北海道。途中台風を追い越して、先に女満別に到着しました。時折小雨が降りますが、嵐の前の静けさです。

レンタカーを借りて、北海道らしい風景の広がる真っすぐな道をひた走りました。

網走湖を臨むひまわり畑

網走湖を臨むひまわり畑

広大な農地と牧草を食む乳牛など、のどかで涼しくて、昨日まで熱中症になりそうな暑さに疲弊していたことが嘘のようでした。

黒澤明監督の映画「夢」のロケ地

黒澤明監督の映画「夢」のロケ地

 

 

 

 

 

 

 

 

 

初日はチミケップ湖のほとりの知る人ぞ知るオーベルジュに一泊しました。滞在型のホテルで最近あちこちの雑誌に取り上げられており、シェフの渡辺さんという方の料理が斬新です。20160818_100509

ただ、ここには地デジが届かないということで、TVがありません。熱戦を繰り広げているリオオリンピックのことが少し気になりましたが、世俗を離れるにはもってこいの場所です。そのせいか、女性の一人旅の方が数人いらっしゃいました。

その晩が大変でした。台風7号の嵐がやってきました。夕食をいただいている最中に数回停電。かつて山口の集中豪雨の時にたまたま居合わせたホテルで停電を経験しましたが、今回2度目のホテル停電です。

倒木で電線が切れたのでしょう、とホテルの方々は落ち着いておられましたが、その晩、従業員の方々は帰宅できなかったそうです。

翌朝は例によって、ピーカン晴れ。

湖にカヌーで漕ぎ出し、こわごわ一周しました。人っ子一人いない、静かな湖面は神秘的でした。20160821113105

後ろ髪を引かれつつ、次なる目的地の知床へ出発しました。

途中、原生林に台風のつめ跡が。そこここで白樺など大木がボッキリ折れています。これらが電線を切ってしまうことは十分考えられます。

知床は実に35,6年ぶりです。以前来たときはウトロは単なる漁村で、漁船に乗って沖合で釣りをしたのを覚えています。釣った魚は(当時スケバンガレイと呼んでいました)船から空へ放り投げるとカモメが器用にダイビングキャッチしました。漁船は遊覧船にその姿を変えて多くの観光客を乗せ、海上から知床を眺めることができるようになりました。我々も遊覧船に乗せていただきました。ここにも台風の影響で海上は少々うねりがあり、時折スコールのような雨が降りました。そのおかげか虹が見られ、気分は爽快です。しばらく行くと、河口付近に小さくヒグマの親子が見えました。

ヒグマの親子が小さく黒い点のように見えている

ヒグマの親子が小さく黒い点のように見えている

今は鮭や鱒の遡上の時期でそれを狙ってよくヒグマが出没するそうです。野生のヒグマを遠目にも目撃できたのには興奮しましたが、実はほんの数百メートルのそばに、人間の小屋があるのにも驚かされました。人間も鮭や鱒の漁をしているのだそうです。きっとヒグマと争うこともあるのではないでしょうか。厳しい現実です。

翌日は知床五胡を巡るウォーキングに出かけましたが、ここでも台風の影響で道がぬかるんでいるため、長靴をレンタルしに知床自然センターにおじゃましました。

そこで、衝撃の事実を教えていただきました。明治の頃から、知床にも開拓のために入植してきた人々がいました。ウトロから知床五湖あたりまで開拓は進んできたのですが、あまりに厳しい自然を前に、次第に人々が開拓を辞めて村を去っていったそうです。後に残ったのが、木を切り倒した荒野。これに目をつけたのが、リゾート開発会社で知床は乱開発の危機にあったそうです。その土地を全国からの募金によって買い取り、植林して森を回復させようという運動が斜里町を中心に起きました。運動開始後20年で目標は達成され、1997年以降は「守る」から「育てる」にスローガンを変えて運動を続けておられます。「100平方メートル運動の森・トラスト」知床で夢を育てませんか!と言われて、この吉村も募金して参りました。このブログを読んで共感された方は是非斜里町にお問い合わせください。

ちなみにこの知床開拓団の中に故横綱大鵬の一家もいらしたとか。厳しい幼少期を過ごされて、国民的大横綱になられた大鵬親方に合掌です。

フレぺの滝。別名アイヌ語で「乙女の涙」

フレぺの滝。別名アイヌ語で「乙女の涙」


さて、知床五湖はもともとヒグマの生息地で、そこへ我々人間がおじゃまするという感覚で歩いて欲しいとレクチャーを受けて歩きはじめました。歩きながら時折大きな声で「ハーイ!」とこちらの居場所をヒグマに伝える必要があります。やっぱりヒグマには遭遇したくないですからね。ヒヤヒヤしながら五湖を巡ってきました。

 
20160818_143757お借りした長靴をお返しして、知床をあとに阿寒湖へ出発です。ここで小休止。

続きは第2話で!

三湖に浮かぶカルガモの親子たち

三湖に浮かぶカルガモの親子たち

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