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令和の新年あけましておめでとうございます

昨年末、訳あってエアコンを買いに家電量販店に出かけました。
年末30日と押し迫っていたこともあってか、売り場は閑散としていて、対応するスタッフも一人しかいません。
売り場のスタッフさんによると「本当に物が売れない」のだそうです。
同じ頃、日経平均株価は高値を更新したとかしないとか?!
一体このギャップは何なのでしょうか?何だか騙されてないですか?
先日、ホテルニューオオタニである研究会に参加し、お昼にホテル内の蕎麦屋で松茸そばを注文しランチビールを合わせて頼みました。
お代は6,500円!! 確かに松茸の天ぷらが乗っていましたが、後悔でいっぱいでした。
その同じホテルで「桜をみる会」に参加する安倍首相の講演会の人々の宴会が5,000円で行われるとは到底考えられません。
「モリカケ」問題も「桜」もとうとうしらを切り通してしまいました。全く責任を取ろうとしません。そしてそれを許してしまう日本人、おめでたいです。
昨年1年間で生まれた赤ちゃんは87万4千人。もちろん戦後最低で、予想より2年早く90万人を切ったとのことです。
どうしましょう!どうするんでしょう?人口動態が変わり、社会保障費の試算も変わってきますよね。支えてくれる若者が減り年金頂けるのでしょうか?
とうとう老後に2,000万円必要とぶちまけてしまいましたね。それを「言っている趣旨が違う」と専門家の答申を拒む財務大臣??
都合の悪いことにはことごとく蓋をしてしまいます。
年末に行われる「今年の漢字一文字」。令和の「令」でした。
自分なりには温暖化の「温」を思い描いていました。
台風19号の直撃は本当に怖かったですね。クリニックをあらかじめ休診にしたのも初めてでしたし、ガラス窓が割れるのではないか、屋根が飛ぶのではないかと
恐れおののいたのも初めてでした。実際に多くの地域で風と水の被害が起きました。
台風の巨大化が温暖化の進む現状では止められないのかと思うと、日本の存在自体が近い将来的に危ぶまれます。なぜなら全世界で起こっている災害の2割近くが
日本で起こっているというのです。災害のたびにどれほどの資金が必要になるのでしょうか?日本政府にその資金を調達できるのでしょうか?
12月のある日、何とNHKで「新銀河探訪」という番組が放送されていました。
ナビゲーターは顔が緑色で耳が大きく頭が尖った男女二人の宇宙人。コメンテーターは地球の生き残りの「柄もと」さんと言う人でした。
取り上げたのは、ピカソの「泣く女」でした。専門家の美術評論家さんの解説付きでなるほどと思わせ、若きピカソの作品を提示し、本物の天才であると結びます。
ここで緑色の顔の宇宙人さんが、泣く女を評して「この絵は我々が観てもおかしい。こんな顔の地球人がいたのでしょうか?」と柄もとさんに解説を求めます。
絶句する柄もとさんを尻目に、「高度文明を誇った地球、全く惜しい星を無くしました。」と言う行で結ばれます。
笑うに笑えないブラックユーモアです。我々人類は今のままでは地球を後世に残せないと暗に語っています。
やるなあ!NHK!
我々人類の祖先が500~600万年前に出現してからというもの、地球上から争いが無かった時期は無いのではないかと思います。
天皇陛下ではありませんが、「世界の平和と人類の発展」を心から祈らずにはいられません。
以上、年末年始の雑感を述べさせていただきました。
これをもちまして年頭のご挨拶とさせていただきます。
今年もよろしくお願いします。