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秋の蚊は痒い? (2013.10.15)

10月も半ばだというのに、最高気温が30度を越えてしまうとは、どうしたことでしょうか!今年は例年にない異常気象が続いていますね。そのせいか(?)最近、蚊に刺されまくって耳たぶまで腫らして来るお子さんが多く見受けられます。
特に赤ちゃんが多いように思います。おいしそうですし、蚊を追い払えないですよね。秋の蚊は刺されると痒い、とよく言われますが事実でしょうか?少し、調べてみましたが証拠はないようです。
蚊は産卵する時の栄養を得るために血を吸うのだそうで、従ってメスのみ刺すのだそうです。時期は夏から秋にかけて。血を吸う時に血液を固まらせにくくする麻酔薬のような唾液を出し、これに対するアレルギー反応で痒くなるとのことです。考えただけで痒みが増しますね。
マラリア、日本脳炎、デング熱など多くの病気を媒介するので、我々人間にとって蚊に存在意義があるのかと疑いたくなりますが、ボウフラは水中の有機物を分解しバクテリアを食べてくれると言います。また蚊そのものも植物の受粉を媒介するのだそうです。存在意義のない生き物などこの世には無いのですね。
それにしても最近の吉村は歳をとったせいか、蚊を撃退できません。蚊に刺された後の何ともいえない敗北感。くやし~いです!