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この夏、国内で70年ぶりにデング熱が確認されました。
新宿区の代々木公園で蚊に刺され、発症したようです。現在130人を越える感染者が確認されていますが、いずれも海外渡航歴が無いとのことです。
デング熱は熱帯病の一種と言われ、ネッタイシマカやヒトスジシマカなどヤブ蚊が媒介する感染症で人から人への感染はありませんが、海外からの観光客の急増で、どこかから持ち込まれたのでしょう。
突然の高熱、筋肉や関節の痛み、はしかに似た発疹などが3~7日の潜伏期を経て現れます。
治療は対症療法です。症状の経過によって多臓器に影響がでるようですと、入院を要し時に生命の危険にさらされることがあります。
白血球の減少や血小板の減少などで出血傾向が出現することがあり、市販の鎮痛解熱剤の使用で症状がさらに悪化することがあります。アセトアミノフェン以外の解熱剤の使用は避けましょう。

先日、藤沢在住の十代の女性の感染が確認されました。
すぐそこまで迫ってきている感じがしますが、まもなく蚊はいなくなります。
できるだけ、蚊に刺されないように耐え忍びましょう。
特に小さいお子さんをお持ちのお母さん、お子さんが蚊に刺されないよう注意してください。子供の場合、症状は大人より軽いとのことですが、重症化しやすいとも言われています。
偶然にも昨年、「秋に蚊に刺されると痒い、、?」というお話をしたばかりでした。
やっぱり、蚊に刺されると不愉快ですよね。
どうかお気をつけください。

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